なぜ53歳、普通のサラリーマンのおじさんがアプリを作ろうと思ったのか。
きっかけは、昔遊んでいたゲームだった。
ぼくはある日、ふと思いついた。
人生は、ゲームのスキルポイントの振り分けと同じじゃないか?
昔「ウルティマオンライン」というMMORPGがあった。

インターネットがまだダイヤルアップ回線だった頃からある、かなり古いネットゲームだ。
当時は回線環境が整っていなくて遊べなかったのだけど、Yahoo!が街頭でADSLを売り始めて、常時接続が定額でできるようになった頃に「これならできる!」と思って始めた。
ゲームの中には、いろんな友達がいた。
GM Kagamiは数年前に病気で亡くなったと聞いた。
NerのMarieは音信不通になって、工房もなくなってしまった。
二人とも、本当に面白い人たちだったなぁと思う。
そのゲームには「スキルポイント」という仕組みがあった。
確か合計700ポイントくらいを、60種類以上あるスキルに振り分けていく。
例えばこんなスキルがある。
剣
槍
斧
魔法
騎士道
レジスト
採掘
料理
釣り
大工
鍛冶
裁縫
テイム
乞食
毒
ロックピック
地図
などなど。
それぞれのスキルを
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上昇
-
下降
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ロック
に設定して使っていると、スキル値が変わっていく。
ただし100まで上げるのがとにかく大変。
スクロールを使えば120まで上げられるんだけど、それは超高価だった。
スキルの振り方によって、キャラクターの職業が決まる。
例えば
剣+包帯 → 戦士
魔法+知識 → 魔法使い
鍛冶+採掘 → 鍛冶屋
みたいに、どのスキルにポイントを振るかでキャラが出来上がる。
ある日ふと思った。
これ、リアルの人生と同じじゃないか?
人間には、1日24時間という「ポイント」がある。
この時間をどう振り分けるかで、その人がどういう人になるかが決まる。
例えば、
1日2時間、資格の勉強をすれば
半年くらいで宅建の資格は取れる。
毎日自炊をすれば
料理のスキルは確実に上がる。
人と会う時間を増やせば
人脈ができる。
筋トレを続ければ
身体も変わる。
当たり前のことなんだけど、
やりたいことに時間という予算を支払えば、人はいろんなことができるようになる。
ただ、問題がある。
時間は見えない。
お金なら家計簿をつける。
そうすると、何に使ったかが見えるから、やりくりできる。
でも時間はどうだろう?
ほとんどの人が、
「なんとなく使っている」
だけで終わってしまう。
だったら、
時間も家計簿のように見える化できたらどうだろう?
時間の使い方が見えるようになれば、
-
人生の配分が分かる
-
やりたいことに時間を振れる
-
少しずつスキルが上がる
ゲームのスキルポイントのように、
人生を自分でビルドできるんじゃないか?
そう考えて、
「時間の家計簿」というアプリを作ってみようと思った。
実はこのアイデア、
10年くらい前に思いついていた。
当時は開発費も高くて、ぼくには作ることができなかった。
でも今はAIがある。
だから今、
自分で作ってみようと思っている。


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